- 2026年7月13日
神戸市胃がん検診(内視鏡)の受け方|対象年齢・費用・流れを解説
「神戸市の胃がん内視鏡検診って、どうやって受ければいいの?」「バリウム検査と内視鏡検査、どっちを選べばいい?」—そんな疑問をお持ちではありませんか。
胃がんは早期発見できれば治療の選択肢が広がるがんです。本記事では、神戸市の胃がん内視鏡検診の対象年齢・費用・受診の流れを、内視鏡専門医がわかりやすく解説します。
神戸市胃がん検診(内視鏡)とは
神戸市では、胃がんの早期発見を目的として、50歳以上の市民を対象に胃がん検診を実施しています。 検査方法は2種類から選択でき、バリウム検査または胃内視鏡検査(胃カメラ)のいずれかを受けることができます。
胃内視鏡検査では、口または鼻から細い内視鏡を挿入し、食道・胃・十二指腸を直接観察します。 バリウム検査では見つけにくい平坦な病変や早期の胃がんも発見しやすく、近年は内視鏡検査を選ぶ方が増えています。
3年以内に1度でも胃内視鏡検診を受診した場合、約30%の胃がん死亡率減少効果が報告されており、定期的な受診が推奨される検査です。
神戸市胃がん検診(内視鏡)の対象者と費用を内視鏡専門医が解説
2026年度の神戸市胃がん内視鏡検診は、対象者と費用が以下のように定められています。
対象者
- 神戸市にお住まいの方
- 当年度に50歳以上の偶数歳の誕生日を迎える方 (50歳・52歳・54歳・56歳…という、偶数歳が対象)
受診頻度
- 2年度に1回受診可能
- 胃内視鏡検査を受診した翌年度は、バリウム検査・胃内視鏡検査ともに受診できません
自己負担金
- 50代・60代の方:2,000円
- 70歳以上の方(当該年度70歳の方も含む):無料
その他の無料対象となる方の例
- 後期高齢者医療制度に加入している方
- 市民税非課税世帯の方
- 生活保護受給世帯の方
- 中国残留邦人等支援給付受給世帯の方
無料対象に該当する方は、お住まいの区役所内にある保健センターあんしんすこやか係で受診券の交付を受ける必要があります。
【重要】バリウム検査と胃内視鏡検査、どちらを選ぶべきか
神戸市の胃がん検診では、50歳以上の方はバリウム検査と胃内視鏡検査のいずれかを選択して受診します。 同じ年度に両方を受けることはできません。
バリウム検査の特徴
メリット
- 検査時間が短い(10〜15分程度)
- 集団検診で受けやすい
デメリット
- 平坦な早期がんは見つけにくい
- 異常があった場合、結局は胃カメラでの精密検査が必要
- バリウムを飲む負担、検査後の排便対応が必要
胃内視鏡検査の特徴
メリット
- 食道・胃・十二指腸の粘膜を直接観察できる
- バリウムでは見つけにくい平坦な早期がん・微小病変も発見可能
- 異常があればその場で組織検査(生検)が可能
- ピロリ菌感染の有無も評価できる
デメリット
- 検査時間がバリウムよりやや長い
- 神戸市検診では鎮痛剤・鎮静剤は使用不可
木長院長のコメント
「私自身、長年にわたり内視鏡検査に携わってきましたが、胃がんの早期発見において胃カメラの精度は非常に高いと感じています。特に平坦な早期がんやスキルス胃がんの初期病変は、バリウム検査では見逃されやすい一方、胃カメラなら粘膜を直接観察できます。50歳以上の方には、できれば胃内視鏡検査を選んでいただきたいと考えています。」
神戸市胃がん内視鏡検診の申し込みから受診までの流れ
神戸市の胃がん内視鏡検診は、指定医療機関へ直接電話で予約する方式です。 バリウム検査のように兵庫県予防医学協会への申し込みではないため、注意してください。
受診までの5ステップ
ステップ1:指定医療機関を調べる
神戸市ホームページから、胃がん検診(内視鏡検査)を実施している指定医療機関を探します。 お住まいの近く、職場の近く、通いやすい立地で選びましょう。
ステップ2:医療機関へ直接電話で予約
選んだ医療機関へ電話し、「神戸市の胃がん検診(内視鏡検査)を受けたい」と伝えて予約します。 WEB予約に対応している医療機関もあります。
ステップ3:受診当日の持ち物を準備
住所・氏名・生年月日がわかる本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証など)が必要です。 無料対象の方は受診券もご持参ください。
ステップ4:医療機関で胃内視鏡検査を受診
口または鼻から内視鏡を挿入し、食道・胃・十二指腸を観察します。 検査時間は10〜15分程度です。 異常があれば、組織検査(生検)や色素散布が行われます。
ステップ5:約1か月後に結果を聞きに行く
受診した医療機関に結果を聞きに行きます。 異常が見つかった場合は、精密検査や治療の説明があります。
検査前後の注意点
検査前日
- 夕食は21時までに済ませる(消化の良いものを軽く)
- 21時以降は飲食を控える
- 水・お茶は飲んでも問題ありません
検査当日(検査前)
- 朝食は摂らない
- 水・お茶は少量なら飲んでも可
- 服用中の薬がある場合、事前に医療機関に確認
検査当日(検査後)
- 喉の麻酔が切れるまで(30分〜1時間程度)は飲食を控える
- 生検を行った場合は、当日の飲酒・激しい運動を避ける
注意事項
- 神戸市の胃がん検診(内視鏡検査)では鎮痛剤・鎮静剤は使用できません
- 鎮静剤を使用したい方は、通常診療(保険診療)での胃カメラをご検討ください
- 生検を行った場合、保険診療の自己負担額が追加される可能性があります(検査当日は健康保険証をご持参ください)
きなが内科・内視鏡クリニックの胃カメラ検査の特徴
きなが内科・内視鏡クリニックは、神戸市灘区水道筋・王子公園駅から徒歩3分の医療ビル3階にある、内視鏡検査に力を入れた専門クリニックです。
経験豊富な内視鏡専門医による胃カメラ検査
院長の木長健医師は、約25年間にわたり内科医・内視鏡医として勤務し、経鼻内視鏡検査10,000症例以上の経験を持つ内視鏡専門医です。 人間ドック健診専門医・指導医として、長年にわたり胃がん検診に携わってきました。
経鼻・経口どちらにも対応
吐き気が起こりにくい経鼻内視鏡検査と、経口内視鏡検査のどちらかを選択いただけます。 鼻からの検査が苦手な方には、口からの検査もご用意しています。
AI内視鏡システムによる精度の高い検査
最新のAI内視鏡システムを導入しており、医師の目とAIによるダブルチェックで微細な病変の見逃しを防ぎます。 早期胃がんの発見に有用な体制を整えています。
ピロリ菌感染診断にも対応
院長はピロリ菌感染診断に基づく胃がんリスクを考慮した胃がん検診に長年携わってきました。 ピロリ菌感染が疑われる方には、適切な検査・治療をご提案します。
通常診療では鎮静剤使用も可能
神戸市検診では鎮静剤を使用できませんが、通常診療(保険診療)での胃カメラ検査では、ご希望に応じて鎮静剤を使用し、寝ている間にリラックスして検査を受けていただけます。
神戸市の各種がん検診指定医療機関
当院は神戸市の胃がん検診(内視鏡)、肺がん検診、肝炎ウイルス検査、認知機能検査の指定医療機関です。 神戸市検診をご希望の方は、ご予約時にお伝えください。
王子公園駅から徒歩3分のアクセス
阪急神戸線「王子公園駅」東口から徒歩3分。 平日は火・木を除き18:30まで、土曜も12:00まで診療しており、お仕事帰り・お休みの日にも通いやすい立地です。
まとめ:神戸市胃がん内視鏡検診で胃の健康を守りましょう
神戸市の胃がん内視鏡検診は、50歳以上の偶数歳の方が2,000円(70歳以上・無料対象者は無料)で受けられる、貴重な早期発見の機会です。 2年に1回受診でき、3年以内に1度の受診で約30%の胃がん死亡率減少効果が報告されています。
バリウム検査と内視鏡検査のいずれかを選択する形式ですが、平坦な早期胃がんの発見やピロリ菌の評価まで含めて考えると、胃内視鏡検査が有利な検査です。
きなが内科・内視鏡クリニックでは、経鼻内視鏡10,000症例以上の経験を持つ内視鏡専門医とAI内視鏡システムによる精度の高い胃カメラ検査を提供しています。 神戸市胃がん内視鏡検診をご希望の方は、お気軽にご相談ください。
ご予約・お問い合わせ
きなが内科・内視鏡クリニック
〒657-0028 神戸市灘区水道筋6丁目3-1 アイメディカルビル3階
阪急神戸線「王子公園駅」東口より徒歩3分
診療時間
月・水・金 9:00〜12:00/15:00〜18:30
火・土 9:00〜12:00(AMのみ)
休診日:木曜・日曜・祝日
神戸市胃がん内視鏡検診のご予約、胃カメラ検査のご相談はWEB予約またはお電話にて承ります。 予約時に「神戸市の胃がん検診(内視鏡検査)を受けたい」とお伝えください。
監修医師
木長 健(きなが つよし)
きなが内科・内視鏡クリニック 院長
約25年間、内科医・内視鏡医として病院や労働衛生機関に勤務し、また多くの事業所で嘱託産業医を務めてきました。内視鏡では正確な診断と苦痛の少ない検査に注力し、内視鏡AIも活用してさらなる精度向上に努めています。健診や生活習慣病についても患者様と一緒に考えながら、何でも気軽にご相談いただけるクリニックを目指してまいります。
略歴
- 2000年産業医科大学医学部医学科 卒業
- 2009年医療法人社団神鋼会(健診センター 医長)
- 2020年社会医療法人神鋼記念会(総合健康管理センター 担当部長)
- 2021年一般財団法人淳風会(健康管理センター 上部消化管内視鏡担当医長)
- 2024年きなが内科・内視鏡クリニック 院長
所属学会・資格
- 日本消化器内視鏡学会 上部消化管内視鏡・大腸内視鏡スクリーニング認定医
- 日本総合健診医学会 日本人間ドック・予防医療学会認定 人間ドック健診専門医・指導医
- COH労働衛生コンサルタント
- 日本医師会認定産業医