- 2026年6月24日
- 2026年6月29日
高齢者の「小さな腹痛」に潜むリスク。灘区の消化器内科が伝える注意点
「最近、お腹が少し痛むみたいだけど、年だし様子を見よう」 「便秘気味なだけだから、市販薬で大丈夫だろう」
ご家族やご自身に、そんな思い込みはありませんか?実は、高齢者の腹痛には、若い世代とは異なる大きなリスクが潜んでいます。神戸市灘区でも、「たいしたことない」と放置した結果、病状が進行してから来院されるケースが少なくありません。
なぜ高齢者の腹痛は「手遅れ」になりやすいのか
高齢者の腹痛が危険な最大の理由は、「痛みを強く感じにくい」という点にあります。
体内で強い炎症が起きていても、本人は「少しお腹が張る」「なんとなく痛い」程度にしか感じていないことが珍しくありません。そのため、発見が遅れてしまうのです。さらに、高齢者の腹痛の背景には、以下のような命に関わる重篤な疾患が隠れていることがあります。
- 大腸憩室炎(だいちょうけいしつえん): 腸の壁のくぼみに炎症が起き、ひどくなるとお腹全体に膿が広がります。
- 虚血性腸炎(きょけつせいちょうえん): 腸への血流が滞り、激しい腹痛や血便を引き起こします。
- 胆石症・胆嚢炎(たんのうえん): 放置すると敗血症など全身の重症感染症につながる恐れがあります。
- 悪性腫瘍(大腸がんなど): 慢性的で軽い腹痛や便通異常が最初のサインであることも多いです。
「いつもと少し違う」という違和感を放置すると、ある日突然、緊急手術が必要になるような事態に陥るリスクがあるのです。
少しでも違和感があれば、まずは受診を
「大ごとにはしたくない」というお気持ちはよく分かります。しかし、手遅れになってからでは、ご本人の身体への負担も、ご家族の負担も何倍にも膨らんでしまいます。
消化器内科であれば、丁寧な問診やエコー検査、必要に応じた内視鏡検査などを用いて、隠れた病気のサインを早期に見つけ出すことが可能です。早期発見ができれば、お薬の服用や食事療法など、身体に優しい治療だけで回復を目指せる可能性がグッと高まります。
王子公園駅東口1すぐ。お腹の不安は当院へご相談ください
「年のせい」と片付ける前に、まずは一度医師に診せてみませんか?
当院は、神戸市灘区の「王子公園駅」東口1からすぐの通いやすい場所に位置する消化器内科クリニックです。地域の皆様のかかりつけ医として、高齢者の方特有の小さなサインも見逃さない丁寧な診療を心がけています。
「こんな軽い症状で受診していいのかな?」と迷う必要はありません。ご家族の方からの「最近、親のお腹の調子が良くなさそうで心配」というご相談も受け付けております。お腹の不安を安心に変えるために、どうぞお気軽に当院へお越しください。
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監修医師
木長 健(きなが つよし)
きなが内科・内視鏡クリニック 院長
約25年間、内科医・内視鏡医として病院や労働衛生機関に勤務し、また多くの事業所で嘱託産業医を務めてきました。内視鏡では正確な診断と苦痛の少ない検査に注力し、内視鏡AIも活用してさらなる精度向上に努めています。健診や生活習慣病についても患者様と一緒に考えながら、何でも気軽にご相談いただけるクリニックを目指してまいります。
略歴
- 2000年産業医科大学医学部医学科 卒業
- 2009年医療法人社団神鋼会(健診センター 医長)
- 2020年社会医療法人神鋼記念会(総合健康管理センター 担当部長)
- 2021年一般財団法人淳風会(健康管理センター 上部消化管内視鏡担当医長)
- 2024年きなが内科・内視鏡クリニック 院長
所属学会・資格
- 日本消化器内視鏡学会 上部消化管内視鏡・大腸内視鏡スクリーニング認定医
- 日本総合健診医学会 日本人間ドック・予防医療学会認定 人間ドック健診専門医・指導医
- COH労働衛生コンサルタント
- 日本医師会認定産業医